RACING CAR SINTERD METAL BRAKE PADS

CL BRAKES(旧カーボンロレーヌ)

カーボンロレーヌ(CL BRAKES)は1892年創立のフランスの複合企業です。
ジェット戦闘機や軍用ヘリコプターのブレーキ製造から始まり、エアバスにも採用されています。更に、フランスのTGV(最高速度574.8km)にもブレーキパッドを供給しています。
そのブレーキシステム・素材開発部がモータースポーツに取り組んだのが、1994年2輪/4輪ブレーキシステム開発に着手、その販売とともにフランス国内はもとより、ヨーロッパ市場においてパフォーマンスの高さ、信頼性においてWTCC、WRCラリー、ルマン24時間レースと常にトップカテゴリーの競技で使用され数々のレーシングチームから支持を得てきました。
カーボンロレーヌ(CL BRAKES)製ブレーキパッドはすべてシンタードアロイメタル、焼結金属です。

メタルシンタード系パッドの利点

レジン系のブレーキパッドは半分以下になると性能が極端に落ちてしまう事があります。
レジン系ブレーキパッドは複合材のためバックプレートと摩擦材を結合するために間に結合材を入れる為、
パッド残量が半分以下になると性能が低下してしまいます。
カーボンロレーヌ(CL BRAKES)は工程上結合材を使用しないので最後まで安定しています。
またハードブレーキングを繰り返すと多くのブレーキパッドが表面炭化して使用不可能な状態になりがちですが、
カーボンロレーヌ(CL BRAKES)は一旦熱が入り冷えた後でも、再使用する時の性能は変わりません。
また、摩擦係数が0℃付近のブレーキの効きと1100℃付近のブレーキの摩擦係数がほとんど変化しません。
温度が上がってもブレーキの踏み始めから最後まで、どの温度域でも使用変化が少なく安定した効きを実現します。